「横浜天主堂跡訪問」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日は、カトリック成城・聖タデオ教会での主日のミサが終わってから横浜中華街に来ました。東急みなとみらい線の「元町・中華街駅」で下車し、2番出口からすぐのところに「横浜天主堂跡」があり、イエス・キリスト像と記念碑があります。高層マンション?オフィスビル?の壁ぎわにあるものですから、気づかない人も多いのではないかと思います。何度も中華街に来ていながら、知らなかったですね~(⌒-⌒; ) 初めて訪れました。とにかく2番出口から地上に上がってください!
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この地は、江戸時代末期に開国して造られた外国人居留地80番地です。横浜で初めての教会「聖心聖堂」が建設された場所です。正式名称は「EGLISE DU SACRE-COEUR」です。でも、イエス・キリストのご像の台座には「横浜天主堂跡」とあります。これは、横浜中華街には中国人が多く暮らしていましたので、教会の入り口に中国語でカトリック教会を意味する「天主堂」の文字が掲げられ、そこから「横浜天主堂」という呼び名になったそうです。
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江戸時代末期にペリーが来航してから2年後の1855年に、フランスからカトリック教会パリ外国宣教会のフランス人宣教師であるプリュダンス・セラファン=バルテルミ・ジラール神父(フランス:1821年~1867年)が来日し、神父らのご尽力で1862年に横浜天主堂として献堂されました。長崎市にある有名な国宝の長崎大浦天主堂よりも早く献堂されています。この後、横浜市山手松44番地に移転し、現在はカトリック山手教会となっています。
ちなみに、中華街の朝陽門は、横浜天主堂跡のすぐ近くにあります。小籠包を5つ食べて帰ってきました!
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