『菜根譚』のことば(第4日目) [今日の言葉(詩・その他)]
「おいしい食べ物は、
自分の分を三分ぐらい減らして、
相手に譲ってやる。
このような心がけこそ、
この世を生きていく上で、
一つの極めて安らかで、
楽しい方法である。」
『菜根譚(さいこんたん)』のことについては、「『菜根譚』のことば(第1日目)2021.4.22」をご覧下さい。
この言葉は、いろいろな解釈ができると思いますが、私は素直に「人に譲る心」を説く言葉であると解釈します。美味しい食べ物とは、たとえですね。自分の功績とか、成功事とか、なにか成し遂げたことなど、すべて自分がやったとするのではなく、それを三分どころか、すべて他の人の功績、成功、成し遂げたことであると心の底から思うのです。そうすれば自分の心に平安が訪れ、心に余裕が生まれます。
私は、社会活動である組織のトップとして長く務めていましたが、その中に、もし功績があるとすれば、それは私の功績でも何でもありません。周りにいた人たちの功績であり、おかげです。仕事でも同じです。自分が歩んで来た道(人生)を納得できるのであれば、それを自慢する必要はまったくありませんね。なによりも、すべて神様は見ておられ、知っておられるのです。これ以上の喜びはありませんね。
自分の分を三分ぐらい減らして、
相手に譲ってやる。
このような心がけこそ、
この世を生きていく上で、
一つの極めて安らかで、
楽しい方法である。」
『菜根譚(さいこんたん)』のことについては、「『菜根譚』のことば(第1日目)2021.4.22」をご覧下さい。
この言葉は、いろいろな解釈ができると思いますが、私は素直に「人に譲る心」を説く言葉であると解釈します。美味しい食べ物とは、たとえですね。自分の功績とか、成功事とか、なにか成し遂げたことなど、すべて自分がやったとするのではなく、それを三分どころか、すべて他の人の功績、成功、成し遂げたことであると心の底から思うのです。そうすれば自分の心に平安が訪れ、心に余裕が生まれます。
私は、社会活動である組織のトップとして長く務めていましたが、その中に、もし功績があるとすれば、それは私の功績でも何でもありません。周りにいた人たちの功績であり、おかげです。仕事でも同じです。自分が歩んで来た道(人生)を納得できるのであれば、それを自慢する必要はまったくありませんね。なによりも、すべて神様は見ておられ、知っておられるのです。これ以上の喜びはありませんね。
2021-05-03 07:08
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