『菜根譚』のことば(第2日目) [今日の言葉(詩・その他)]

「他人に恩恵を施す時には、
その恩恵に感謝されることを求めてはいけない。
他人に怨まれるようなことをしなかったならば、
それがそのまま恩恵である」

『菜根譚(さいこんたん)』のことについては、「『菜根譚』のことば(第1日目)2021.4.22」をご覧下さい。
私は、人に「恩恵を施す」というような大それたことはしたことがありませんが、いつもの“お節介焼き”が過ぎると、善いことをしたつもりなのに“大きなお世話”になることが多々あります( ̄▽ ̄;)“怨(恨)まれなければ、それが恩恵”ということです。そう言われてみれば、確かにそういうものかもしれませんね。
それと、何事においても、人に感謝を求めないことです。私は、相手に親切か、何かしても相手に期待はしません。感謝なんていりません。見返りなどもっての外ですね。しかし、一般的に世間ではこれらを求める人が多過ぎるのです。相手に期待、感謝や見返りを求めるくらいなら何もしないほうがましです。

私が”善い行い”で信条としていることは次のとおりです。
①善い行いを人に見られないように(知られないように)すること。
②善い行いをしても相手に期待・感謝・見返りを求めないこと。
③善い行いをしても誇らない(自慢しない)こと。
人への愛、親切、思い遣り、心遣い、すべて神様は見ておられます…………であれば、善い行いを善い行いと思わないことです。善い行いは当たり前のことと思えばいいのです。そのような世の中でありたいですね。
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