パブロ・ピカソのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ。」

パブロ・ピカソ(スペイン:1881年~1973年)は、キリスト教カトリック教会のクリスチャンで、スペインのマラガに生まれ、フランスで制作活動をした画家、素描家、彫刻家です。正式な名前は、「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・バウラ・フアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスビン・クリスビニアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」と言います。ピカソの「祖父」・「叔父」・「父」・「乳母」などの7人分の名前と、キリスト教でいう「神」・「キリスト」・「聖霊」を一体として意味しているそうで、ものすごく長い名前なのですが、ピカソ本人は、この長い名前を正確に覚えていなかったと言われています。
生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されているそうです。ご存じの方も多いと思いますが、スペイン内戦に関係した『ゲルニカ』は有名ですよね。

この言葉は現在の私たちにも通用する言葉ですね。社会人としての心構え(鉄則)の一つに、「今日やれることは今日中にやること。」、「明日に先送りしないこと。」これに尽きます。今をやり残すことは、後に悔を残す(後悔する)ことになりかねません。ピカソは、やり残すのが許されるのは“これで死んでもかまわない”と思える時だけだと述べています。誰もが自戒する言葉です。
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