クリスマス特集2020・その7「シュトーレン」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっていますが、昨年(2019年)の掲載記事を一部修正して掲載いたします。今日は、その7「シュトーレン」のお話しです。

今年も仕事帰りに「シュトーレン(シュトレン)」を買ってきました。これで9年連続です!「ポンパドウル」というパン屋さんで買い求めましたが、ポンパドウルは4年連続となります。
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シュトーレン(シュトレン)は、クリスマス限定のドイツの菓子パンのことです。生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされています。シュトーレンとは、もともと坑道や地下道の意味です。トンネルの形に似ているからこの名がついたと言われてますが、真っ白でやわらかな粉砂糖に覆われた外観は、クリスマスということもあり、幼子イエス・キリストを包む”おくるみ”に見立てられることも多いようですね。
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発祥はドイツのザクセン州のドレスデンで、その歴史は14世紀に遡り(さかのぼり)ます。ドレスデンでは、12月の第1土曜日に巨大なシュトーレンがパレードする祭りが行われるそうです。1329年にキリスト教カトリック教会のナウムブルグ司教へのクリスマスの贈り物が最古の記録とされています。ドイツでは、降誕祭(クリスマス)を待つ待降節(アドベント)の4週間、少しずつスライスして食べる習慣があるそうです。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりも明後日と、クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる。」ということですが………毎年のことですが、2日~3日で食べ終わっています( ̄◇ ̄;)今年も………1週間も持ちませんね(; ̄O ̄)
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