永井隆のことば(第3日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「腕力が尊いなら、熊は人間より偉い。
肩の力が尊いなら、人間は牛にかなわない。
走れば馬に負け、鼻は犬ほどきかぬ。
人間の人間たる尊さは、知恵と意志とを備えた霊魂を持っているということだ。」

永井隆のことは、「永井隆のことば(第1日目)2019.11.16」をご覧ください。
亡くなるまで世界の平和を唱え続けた永井博士の言葉です。“人間の知恵”は世界の平和のために使うべきであり、“人間の意思”は平和な世界にする決断に必要なものです。この知恵と意識を備えた我々人間は、何物にも代えることができない尊い命である“霊魂”を持っているということです。そうであれば、人類の幸福を願うことは当たり前のことであり、世界の平和なくして人類の幸福はあり得ないのです。
世界は平和でなければなりません。戦争や紛争は、やられたからやり返す。殺されたから殺す。ロケット弾を打ち込まれたから空爆する。これでは、いつまでたっても戦争・紛争は終わりません。キリスト教では、主(神様)が聖書で「主が報復される。」と教えておられます。報復は人間のすることではないのですね。
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