吹奏楽日記2018.11.19(さらば普門館!) [吹奏楽日記]

普門館.jpg
「普門館(ふもんかん)」は、東京都杉並区にある宗教法人立正佼正会の施設(5,000人収容の多目的ホール)のことで、一般社団法人全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社が主催する全日本吹奏楽コンクールの中学校の部と高等学校の部が開催されたところです。

この普門館の一般公開(お別れ会というイベント)が、11月5日(月)から11日(日)まで行われ、最終日の11日は大盛況を迎えて幕を閉じました。1週間でのべ12,000人の吹奏楽ファンらが訪れ、憧れのステージで最後のひとときを過ごしたそうです。今回のインベントは、宗教法人立正佼成会が吹奏楽ファンへの感謝の思いを込めて企画したものです。大変ありがたいことです。感謝ですね。
普門館は1970年に完成し、今年で48年になりますが、東日本大震災の時に地震の影響で天井部分に亀裂が入り、その改修工事に巨額の費用がかかることが判明、その費用負担や建物維持が難しくなったことから、やむなく来月(2018年12月)で取り壊しとなりました。その後は公園となるそうです。

普門館で全日本吹奏楽コンクールが最初に開催されたのは、第20回大会(1972年・昭和47年)で、その後、第25回大会(1977年・昭和52年)から第59回大会(2011年・平成23年)まで開催されました。途中、第53回大会(2005年・平成17年)は、普門館が耐震補強工事のため使用できず、名古屋国際会議場で開催しました。
普門館での全日本吹奏楽コンクール(中学校の部・高等学校の部の2日間、大学・職場・一般の部が開催されたこともある)は、東京都吹奏楽連盟が毎年主管となって大会運営をしており、受付係、ステージ係、場内係、場外係、駐車場係などの“裏方”は、東京都大学吹奏楽連盟の学生諸君が2日間のべ200人ほどが支援していました。
私も大学1年生の時に、第26回大会(1978年・昭和53年)の大会運営で駐車場係として携わり、その後59回大会まで33年間大会運営に携わりました。長きにわたり、全国の中学生と高校生が憧れる普門館で、子ども達のために“裏方”を担当できたことを誇りに思いますし、何物にも代えがたい貴重な思い出でもあります。
仕事で忙しく普門館のお別れ会イベントに参加できなかったのですが、期間中に来場した皆さんに配布された普門館客席のポストカードと普門館外壁の“記念タイル”をいただきました!
普門館外壁タイル記念品.jpg
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