教会日記2018.5.4(カトリック碑文谷教会「初金のミサ」金曜日) [教会日記]

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今朝は、出勤前にカトリック碑文谷(ひもんや)教会の早朝7時からの初金のミサに与ってきました。碑文谷教会は始めての訪問となります。この教会は、通称「サレジオ教会」と呼ばれているように、サレジオ会に委託されている教会です。 サレジオ会とはキリスト教・カトリックの男子修道会のことで、19世紀にイタリアの司祭ヨハネ・ボスコによって設立されました。
ものすごく素敵な教会です!感激しました!カトリック東京教区の教会聖堂では、神田教会と並んで1・2を争うくらい結婚式で人気の教会です。
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聖ヨハネ・ボスコ(イタリア:1815年~1888年)は、「ドン・ボスコ」とも呼ばれ、産業革命の急激な進展とイタリア統一運動のさなかに、殺伐としていたイタリア国内にあって誰からも相手にされない貧しい青少年の教育の必要性を痛感。 一人で青少年教育への取り組みを始めました。 やがて、ドン・ボスコのもとに教え子たちが集まって修道会が発足。 これがサレジオ会の起源となりました。

碑文谷教会は「江戸のサンタマリア」に捧げられた教会です。 江戸時代に迫害い遭った最後のキリシタン・バテレンであるシドッチ師(後に江戸キリシタン屋敷で殉教)が、イタリアから持ってこられた壁画がカルロ・ドルチ作の「親指の聖母」だったといわれます。 その聖母に因んで「江戸のサンタマリア」に捧げられることになりました。聖母画のレプリカが「江戸のサンタ・マリアの御絵」として聖堂横・入口の小祭壇上に掲げられています。
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下の絵は、上野公園内にある国立西洋美術館にあるカルロ・ドルチ作の「悲しみの聖母」です。いずれもドルチの作品ですが、親指の聖母との類似性が指摘されています。
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ところで、「初金のミサ」とは、何のことでしょうか?
「初金」とは、文字から想像できるように、月の最初の金曜日のことを指しています。カトリック教会では、17世紀から、この「初金曜日」の信心をしています。この信心のはじまりは、聖女マルガリータ・マリア・アラコックにイエス・キリストがご出現になり、「罪の償いのために、9か月間続けて、毎月の最初の金曜日に、ミサにあずかり聖体拝領をすれば、罪の中に死ぬことはなく、イエスの聖心に受け入れられるであろう」とお約束なさったことに由来しています。以来、初金の信心は全世界の教会に広がり、今日にいたっています。

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを神様に感謝申し上げ、「天におられる私たちの父よ、この祈りを聴きいれてください。憐れみ深く慈しみ深い主よ、主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。主よ、主に救いを求める人々がすべて救われますように。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。」とお祈りしてきました。
今日はゴールデンウィーク本番2日目、昨日に引き続き仕事です。昨日の嵐の朝から一転して快晴になり、素敵な朝を迎えることができました(*^o^*) 今日も頑張るぞ~!
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