マザー・テレサの祈り [祈り]

今日は、主であるイエス・キリストがお生まれになる待降節・主の降誕3日前です。大いなる喜びの日を迎える前にマザー・テレサの祈りを掲載します。

『自分より他人を』
「主よ、私が空腹を覚えるとき、パンを分ける相手に出会わせてください。
のどが渇くとき、飲み物を分ける相手に出会えますように。
寒さを感じるとき、暖めてあげる相手に出会わせてください。

不愉快になるとき、喜ばせる相手に出会えますように。
私の十字架が重く感じられるとき、だれかの重荷を背負ってあげられますように。
貧しくなるとき、貧しい人に出会わせてください。

ひまがなくなるとき、時間を割いてあげる相手に出会えますように。
私が屈辱を味わうとき、だれかを褒めてあげられますように。
気が滅入るとき、だれかを力づけてあげられますように。

理解してもらいたいとき、理解してあげる相手に出会えますように。
かまってもらいたいとき、かまってあげる相手に出会わせてください。
私が自分のことしか頭にないとき、私の関心が他人にも向きますように。

空腹と貧困の中に生き、
そして死んでいく世の兄弟姉妹に奉仕するに値する者となれますように。
主よ、私をお助けください。
主よ、私たちの手をとおして日ごとのパンを今日彼らにお与えください。
私たちの思いやりをとおして
主よ、彼らに
平和と喜びを与えください。」

マザー・テレサ(マケドニア:1910年~1997年)は、キリスト教カトリックの修道女で、修道会「神の愛の宣教者会」の創立者です。本名は、ルーマニア語でアグネサ/アンティゴナ・ゴンジャ・ボヤジといいます。「マザー」は指導的な修道女への敬称であり、「テレサ」は修道名です。昨年、9月4日にヴァチカンにおいて、フランシスコ教皇の式司によって“聖人”に列せられています。インドのカルカッタで始めたマザー・テレサの貧しい人々のための活動は、今も後進の修道女たちによって全世界に広められています。誰も手を付けなかったことを進んで行ったのです。

生前からその活動は高く評価され、1973年のテンプルトン賞、1979年のノーベル平和賞、1980年のバーラ・ラトナ賞(インドで国民に与えられる最高の賞)、1983年にエリザベス2世から優秀修道会賞など多くの賞を受けました。1996年にはアメリカ名誉市民に選ばれています。(アメリカ名誉市民はわずか数人しかいません。)。2003年10月19日、当時の教皇ヨハネ・パウロ2世によって“福者”に列福され、昨年、フランシスコ教皇によって“聖人”に列聖されました。この祈りに説明はいりませんね。あくまでも謙虚であり、強い信仰心が感じられる祈りです。
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