PHP新書『なぜローマ法王は世界を動かせるのか -インテリジェンス大国バチカンの政治力- 』のご紹介! [キリスト教と読書]

この本の著者は、元外務省の外交官で前バチカン公使を勤められた徳安茂氏です。さすがバチカン市国に赴任していただけあって、バチカンとローマ教皇(きょうこう:日本では「法王」)のことはよくご存知です。ロックスター並に世界的に人気の高いフランシスコ教皇のことを書いていますが、そのキリスト教カトリックの頂点に立つ教皇の影響力は全世界に及んでいます。軍事力はなく、経済制裁も参加できず、それでも国際政治に影響力を持ち続ける教皇とはいったいなんなのか!?クリスチャンはもちろん、ノンクリスチャンの方にも是非ともご一読をお奨めいたします!

本文245ページ(新書版)
出版社:PHP研究所
発売日:2017年3月1日
定 価:880円+税
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<PHP研究所のホームページから転載>
2013年3月の就任以来、専用車ではなく公共バスを使う、ホームレスをバチカン宮殿に招待するなど、型破りな行動で世界的に人気を集めている法王フランシスコ。政治面においても、ウクライナ紛争について露プーチン大統領に和平実現を促したり、米・キューバ国交正常化に貢献するなど、多大な影響力を発揮している。軍事制裁はもちろんのこと、経済制裁にも加わることがないバチカンが、なぜ世界を動かすことができるのか。フランシスコ就任時より、公使としてバチカン内部から法王を観察してきた著者が、インテリジェンス大国バチカンの知られざる政治力を明らかにする。

<目次>
●はじめに ひそかに世界を動かすバチカン
●第1章 世界各国がしのぎを削る外交舞台 
●第2章 世界が熱狂するフランシスコ法王の素顔 
●第3章 少数精鋭のスピード外交と忍耐外交 
●第4章 インテリジェンス大国バチカン 
●第5章 バチカンが誇るソフトパワー 
●第6章 日本とバチカンの深い関係 
●おわりに バチカンには新しい風が吹いている
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