支援活動日記2022.12.1(山谷夜回りの会活動) [支援活動日記]

今日は、仕事が終わってからホームレス支援活動グループ「山谷夜回りの会」の活動に参加しました。毎回毎回このブログに書いていることですが、私は一人の人間としてもキリスト者(クリスチャン)としても、人道のための支援活動を行うことが本望であり、若い時からの念願でもありました。働けなくて経済的に困窮し、路上生活を余儀なくされている人、家族に見放され精神時に不調をきたし、路上生活を余儀なくされている人、ホームレスの皆さんにはいろいろな理由があります。国や自治体など行政では、手が回らないところを私たちが支援するということですね。

私たちキリスト教の信徒は、前述したような生活に困窮している人のことをイエス様だと思って支援しています。これは聖書にあるイエス・キリストの教えです。聖書には次のとおり書かれています。
◯新約聖書の『マタイによる福音書』第25章・第31~第46節に、次の聖句(イエス・キリストの言葉)があります。
「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。そこで、王は右側にいる人たちに言う。『さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていたときに宿を貸し、裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。』すると、正しい人たちが王に答える。『主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げたでしょうか。いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。』そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』
それから、王は左側にいる人たちにも言う。『呪われた者ども、わたしから離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ。お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせず、のどが渇いたときに飲ませず、旅をしていたときに宿を貸さず、裸のときに着せず、病気のとき、牢にいたときに、訪ねてくれなかったからだ。』すると、彼らも答える。『主よ、いつわたしたちは、あなたが飢えたり、渇いたり、旅をしたり、裸であったり、病気であったり、牢におられたりするのを見て、お世話をしなかったでしょうか。』そこで、王は答える。『はっきり言っておく。この最も小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしてくれなかったことなのである。』こうして、この者どもは永遠の罰を受け、正しい人たちは永遠の命にあずかるのである。」

解釈をしますと、冒頭にある「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき」というのは、終末(この世の終わり)に、イエス・キリストがこの世に再臨するということです。その時に天使たちを従えて来て「最後の審判」が行われます。分かりやすく説明すると、この世の終わりに、イエス・キリストが再び現れて、天国に入る者と地獄に落ちる者とを選別するということです。「王」とは、イエス・キリストのことです。「兄弟であるこの最も小さい者」とは、生活に困窮している人、弱い立場にある人、病で苦しんでいる人など、救いを求めている人たちのことです。「永遠の罰を受け」とは地獄に落ちるということで、「永遠の命にあずかる」とは天国に入るということになります。
困っている人たちの為に善い行いをすること。生活に困窮している人、弱い立場にある人、病で苦しんでいる人など、救いを求めている人たちのために支援すること。それがイエス・キリストにすることになるのです。ですから、私たちはこのような人たちのことを、自分が天国に入る入れないに関係なく、聖書の聖句に従い、ただイエス様だと思って接して支援活動をしているのです。

今夜も台東区端の泪橋交差点から少し歩いた所にある、「いろは商店街(以前は実測250mほどのアーケード商店街でした)」に、ビニールシートのテントで寝ている方を含め40人ほどのホームレスの皆さんが私達を待っていました。支援活動に集まった9人で、ホームレスの皆さんにおにぎり、マスク、軍手、石鹸、歯ブラシ、髭剃り、靴下、上下の下着類、厚手のシャツ、ズボン、寝袋、葛根湯などをお配りしました。最近は、女性の方もいらっしゃいますから生理用品も配ります。おにぎりを配る時は、毎回約200〜350個ほどのおにぎりをカトリック板橋教会や松戸教会の信徒の皆さんの善意で作ってもらっています。数年前までは、私が以前所属していたカトリック町田教会も「山谷の会」があり、おにぎりを作っていました。

支援活動に集まっている皆さんの年齢構成は、70歳代の方、私のような仕事帰りの60歳代の社会人や主婦は少数派ですが、中心になるのは大学生や若い20歳代~30歳代の社会人で、使命感を持って支援活動に取り組んでいます。若い人たちは立派な人ばかりですね。さて、カランダーでは12月になって「冬季」に入りました。最高気温が10度台、最低気温が一けた台となって随分と寒くなっています。今日は朝から寒かったですね〜( ̄◇ ̄;) ホームレスの皆さんは路上で寝る方も多く、雨や雪が降ったりして衛生的にも極めて悪い環境にあります。健康を維持するためにも体には特に気をつけてもらいたいものです。活動が終了してから省会を行い、21時に解散しました。今は、すでに帰りの電車の中です。
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教会日記2022.12.1(カトリック成城・聖タデオ教会「待降節第一木曜日のミサ」木曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での7時からの「待降節第一木曜日のミサ」に与りました。今日から12月・「師走(しわす)」となりました。教会では、日曜日の待降節第一主日からミサ典礼が新しくなり、司式する司祭(神父)の言葉や会衆(信徒)の応唱などの言葉の変更されました。より原文のラテン語にしたがった言葉にとなり、文語調の言葉は口語調に修正されています。しばらくは、新しい司式文を覚えるまで新式次第の冊子を見ながらのミサとなります。今夜は、仕事が終わってから「山谷夜回りの会」でホームレス支援活動に参加します!

待降節第一週目ですから、アドベントキャンドルの一本目のローソクに火が灯っています。
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ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りし、続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
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クリスマス特集2022・その3「クリスマス・リース」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっています。今日は、その3「クリスマス・リース」のお話しです。その1の「クリスマス・キャンドル(2022.11.27に掲載)」もご覧ください!
リース(英語:wreath)は、花や葉などで作られた装飾用の輪のことで、特に、室内の壁や家のドアなどに飾られる装飾物として使われています。果物で作られる場合もあるそうですよ。テーブルに置かれる場合や冠や髪飾りのように身につける場合もあります。通常は常緑樹の小枝などで作られることが多く、クリスマス・リースとしては、松ぼっくりや赤いリボン結び、ツリーと同じ飾り(オーナメント)で飾られることが多いようですね。キリスト教信徒の家庭や教会では、クリスマスまでの数日のために、ローソク4、5本を使用した「アドベント(待降節)リース」が飾られることもあります。特に、クリスマスに飾られるクリスマス・リースは代表例ですね。自分だけのオリジナルがいいですね。

リースは、ローマ帝国の時代のローマ人によって祭事の際の冠として身につけられました。主に女性に使われ、男性は冠として使用しました。威信の象徴であり、花や枝、つる、中でも月桂樹の葉などで作られたものが絵画などに描かれていますね。結婚式など特別な行事の際によく使われたようです。健康の女神ストレニアにちなんで「ストレナエ」と呼ばれ、これがクリスマス・リースにつながっていったそうです。元々、北米で見られたもので、映画の影響からあちこちに広まっていったという説もあります。

写真は、今年もわが家の玄関の扉を飾っている3代目(4年前から)のクリスマス・リースです………妻も娘にもとっても好評です!ヾ(^v^)k
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写真は、先代(2代目)のクリスマス・リースです………娘には好評でしたが、真紅のケバケバしさが妻にはとっても不評でした(; ̄O ̄)
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2022年11月の訪問教会・支援活動記録 [訪問教会・支援活動記録]

昨日掲載するのを忘れていました(⌒-⌒; )
今月11月は、27日から待降節が始まり、ミサの司式が新司式に変更されました。まだ慣れないので、新司式が書かれた冊子を見ながらのミサとなっています。ミサ中の聖歌奉仕は、引き続き聖歌隊5人一組の担当制で歌っています。今月は30日間ある中の24日間(80%)を1つの教会・修道院に24回訪問し24回ミサに与って 回ご聖体を拝領させていただきました。なお、ホームレス支援活動は、2回参加しました。

1日(火)成城教会:平日のミサ・7時から
2日(水)成城教会②:平日のミサ・7時から
3日(木)成城教会③:平日のミサ・7時から
  〃  支援活動:山谷夜回りの会・19時30分から
4日(金)………
5日(土)………
6日(日)成城教会④:主日のミサ・10時から(聖歌練習)
7日(月)成城教会⑤:平日のミサ・7時から
8日(火)成城教会⑥:平日のミサ・7時から
9日(水)成城教会⑦:平日のミサ・7時から
10日(木)成城教会⑧:平日のミサ・7時から
11日(金)成城教会⑨:平日のミサ・7時から(先唱奉仕)
12日(土)………
13日(日)成城教会⑩:主日のミサ・10時から(聖歌奉仕)
14日(月)成城教会⑪:平日のミサ・7時から
15日(火)成城教会⑫:平日のミサ・7時から
16日(水)成城教会⑬:平日のミサ・10時から
17日(木)成城教会⑭:平日のミサ・7時から(朗読奉仕代行)
  〃  支援活動②:山谷夜回りの会・19時30分から
18日(金)成城教会⑮:平日のミサ・7時から(先唱奉仕)
19日(土)………
20日(日)………
21日(月)成城教会⑯:平日のミサ・7時から
22日(火)成城教会⑰:平日のミサ・7時から
23日(水)成城教会⑱:平日のミサ・7時から
24日(木)成城教会⑲:平日のミサ・7時から
25日(金)成城教会⑳:平日のミサ・7時から(先唱奉仕)
26日(土)………
27日(日)成城教会㉑:待降節第一主日のミサ・10時から(聖歌全体練習・欠席)
28日(月)成城教会㉒:待降節第一月曜日のミサ・7時から(朗読奉仕)
29日(火)成城教会㉓:待降節第一火曜日のミサ・7時から
30日(水)成城教会㉔:待降節第一水曜日のミサ・7時から
以上です。
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