『聖アウグスティヌスの祈り』 [祈り]

このブログに2019年1月31日以来5回目の掲載となります。この祈りは、聖アウグスティヌス司教教父教会博士の信仰告白であり、私たち信徒からすれば信仰心を強める願いの祈りでもあります。不謹慎ではありますが、何度も過ちを繰り返し、今一つ学習能力に欠けることを認めざるを得ない、罪びとの私にはピッタリのお祈りであります!( ̄▽ ̄;) とにかく身に浸みる納得の祈祷文です(⌒-⌒; )

ただ、信徒ではない方がこの祈祷文を読むと、「なんと自分に都合のよい身勝手なお祈りなんだ!」ということになるでしょうね( ̄◇ ̄;)しかし、神様は、罪を認めて謙虚になって救いを求める者には、必ずや赦しを与えてくださいます。回心する罪びとこそ赦してくださるのです。
聖アウグスティヌスの詳細は、このブログの「聖アウグスティヌス司教教父教会博士のお話し2020.8.28」をご覧ください。アドレスは次のとおりです。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2020-08-28

◯『聖アウグスティヌスの祈り』
「主よ、み前にあやまちを告白します。
そのために受けた傷をも。
おかした罪の重さをはかれば、
その受けるべきものは大きいものを
そのために受ける苦しみは小さい。
おかしたことは大きいのに
そのために耐えるものは軽い。

罪の痛みをおぼえながらも
罪をおかすかたくなさは変わりません。
あなたのムチに打ちひしがれても
心のゆがみは変わりません。
にがい思いに苦しみながらも
かたい心のうなじは柔らかになりません。
悲しみに息も絶えだえになりながらも
行ないにおいて自分を改めもしません。

あなたが時を許せば、いつまでもなおらず、
あなたがきびしく当たれば、それに耐えられません。
こらしめの時、直そうと悔やんでも
喉もとを過ぎれば熱さを忘れます。
あなたが手を出されると、
すぐにします、と約束するのに、
その刀をひかれると
その約束を果たしません。

あなたが打てば、
許してくださいと叫ぶのに
許されれば、また打たれるようなことをしてしまいます。
主よ、罰に値する自分の罪を悟らせてください。
もし赦されなければ、滅びてしまうことを知っています。
全能の父なる神よ、
無から造られて、あなたに願う
わたしたちの願いを聴き入れてください。」
(カトリック祈祷書『祈りの友』から)
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